五嶋英門。 水戸の遊戯室について考えていたら、水戸芸とキワマリ荘の間に、やはり、プレイ ルームがあって、 日本の文化を「PLAY」の側面から考えても面白いのではないか? いや、別に、ぼくは面白くなくても、ぜんぜん、大丈夫なんだけれど、自分の時間を裂く、というときには、 だれでも、なにがしかの面白みや興味をそこにみつけているから、その場というか世界に身を晒していると 了解している。 いや、なにが面白いかというと、 今流行の、クサリ系という言葉で片付けてはいけないのが、五嶋で、 彼の作品世界に初めて、足を踏み入れたわけだが、なんだか、ヒッピー・サイケ文化をひとりで背負って、なおかつ、唾棄している感じが良かった。 LSD文化を経て、まだ、だらしなくならずに、空間を攻めていこうという意思を感じた。 本来、音を聞き込むべきなんだろうけれど、彼のプレゼンの、300円で2~3曲、販売します。というすがすがしいんだか、糸をひいているのだか、判別つかない、インフォメーションが欲望を刺激する。 マッチ売りの少女みたいだ。 水戸芸の美人学芸員と、コロコロの話をしているときに、目の前に置き放たれた五嶋がテビネッタ、オブジェを 「悪くは無い。」と思うのは、やはり、コロコロの話題による、心の開き具合と閉じ具合に拠るものだと思う。 コロコロ。 と直毛。 わかる人にだけわかる話で、いつも申し訳ないとは思うが、今年のメーデーの準備で、世界、60億のうち、 55億人ぐらいは、てんてこ舞いな日々をすごしている、この季節、FERIMiN MUGURUZAの販促の仕事をしているという男から、ぼくがやっているバンドです。と手渡された、「赤い疑惑サンプラー」というCDのなんか馬鹿っぽい感じのジャケットを眺めて、ここらへんと五嶋の違いはドコラ辺か?と考えてみるけれど、 双方の音をまだ聞いていないので、完全には言い切れない。 フェルミン ムグルサのムシカ イノセンテというやたら、ゲストが濃密な音源を聞いておこうと思い立ち、 バスク! バスク パンクという、「語義矛盾しているのでは?」と思わせる音楽領域もあるというが、なんだか、水戸というのも、バスクっぽいのかもしれない。 否、もうすこし、洗練されているか。 否、そんな知ったかぶりしてたら、バスクからも水戸からも非難を浴びるのは、必至だ。 なんというか、独立している感じが、すがすがしくするのだ。 チェ スーメイの作品からは、あきらかに音が効果的に、かつ敵対的に使われているのだが、なんだか、こう、 会場を出て、オザワセイジが待ち構えている感じが、「息を抜けない」で、とても美しかった。 なんとなく、昨夜は新宿にいて、知り合いの場所開きに出向いていたので、 とても良く、開く。という気分から、物事を考えています。 新宿の洗濯屋を改装して、カフェびらき。あさびらき。 ほんとうに、わかる人だけに、わかる感じで、申し訳ないです。
by docore
| 2009-05-01 06:35
| 月を運ぶ
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