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そこじから そこにあるちから
橋本浩美。
11月18日から30日まで、ZAIM別館301号室で行われる「界隈探訪」が興味をひく。
日本語に、耳をひく、目をひくという言葉があるが、興味をひくという言葉を普段、口語では使わなくなった、と思いながら、橋本の仕事の全貌を見てみたい、という欲求が、一枚のチラシがきっかけになって生まれてきた。
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DANNY YUNGに会わなければ!
と、父の葬儀の後に、横浜へ南下して、寿を桜木町から「寿って何処ですか?」と15人の人に尋ねながら、別段、尋ねなくても寿を訪ねることはできるのだが、尋ねるたびに、道を教えてくれる人ののどの仏の動きを観察しながら、父ののど仏と比べている。寿へ行ったのは”何故、遠藤一郎はカフェに参加しているのだろうか?そして、俺は何故、遠藤に加担するのだろうか?沿道に止めた彼の車の痛々しさからか?”ということを気にしていたからだ。寿には一握り程度の義理しかないはずだ。なのに、桜木町から、寿へ向かう途中の白茶けた陽のたまり具合を浴びながら歩いていると、いくつかの都市の風景を思い出す。
パリの左岸にも、こんな遠近法を使った、景観があったなぁ。それはガラス越しに向こう側の道が見え、そして、その向こうに水路。とか、妙に感じ入っていると、コスプレ風俗のたちんぼが声を向こう側からかけてくる。

そんな彷徨とはとても呼べない、散歩程度の道のりの後、ひとたび、ZAIMへついて、ZAIMには用は無いなぁ、と考えて、受付の眼鏡越しの目が妙に興味をひく女性に、「創造都市なんとかのパネル・ディスカションはどこでやっているのでしょうか?」とたずね、丁寧に教えてもらい、礼を言う。

そして、個人的にディスカッション後のDANNYとすこし話したことを書いてゆきたいのだが、今は時間が無い。
橋本の案内にとどめておく。
橋本はBT増刊号の仕事で横浜を撮り歩いたのだが、そのトリエンナーレ本に載せ切れなかった写真を展示するという。それと、誤載もあったので、そのフォローもしたいと。
たぶん、11月22日のトーク(16:00~18:00)でにぎやかにその話し合いが行われると思うのだが、横浜を再発見している橋本の再提示とも呼べる展覧会に期待する。
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BANK ARTによって、てぬぐいを買ってから、(寿のCDも)黒ビールを飲んで、みどりまめをあげて、おうちへ帰る、

と、

TORAが「にゃあ」と。
このTORAが「にゃあ」ということも書いてゆきたいのだが、今は時間が無いし、後ろでなっているボブディランのハード・レインもなんだか五月蝿い。
by docore | 2008-11-08 04:36 | 月を運ぶ
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