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アマチュア レベル
素人の乱主催のかなりラディカルなデモに間に合わなかった・・・。
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「レベルって、どんな意味?」という問に「Lで始まるのとRで始まるのと、違うけれど、反乱とか・・・」。

他人からレベルの意味を問われたのは、生涯で二度しかないから、俺の人生経験もたかが知れている。
イギリスのガーディアンという新聞といっていいのか、何事かをたしなむ冊子なのか情報誌なのか判らないけれど、たぶんアエラのようなもの?から松本 哉が取材を受けたときに英語表記で「素人の乱」は「アマチュア・レベル」と記されていた。
レベル=反逆。
クラッシュのレベル・ワルツを頭に響かせると、けっこう「素人の乱」もいい感じで風景に乗っかってくる。


高円寺中央公園に着いたのが、すでに3時を回っていて、バツが悪い。
のどかすぎるほどのどかな公園の空間。
公園から見える10歳前後の頃に住んでいた家が改築されていて、なんの魅力も感じない。ただ、甘酸っぱくなるまえの果物を齧るようなたよりない感傷が滲んでくるだけだ。かつてはペンギンという床屋があった。
中央公園で持参のコーヒーでも飲んでいると、「音」がやってきた。
まさしく、音がやってくるのだ。
そういうデモだと、俺は理解している。

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音がやってきて、声がやってくる。
多少は迷惑な行為かもしれないが、示威行為をせよと権力の側から求められるのだから、いたしかたない。
きちんと路上に音を残してゆく。
そういうことができる、素人の乱の面々に、いつも大きな期待をしている。

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今回は、自転車がかなり目をひいた。
なんとなく、このあいだ関わったCOPでのフィラスティンのことを思い出してしまった。
http://www.youtube.com/watch?v=G4UXOtIEi_U
http://www.youtube.com/watch?v=-Oo6qhPLgW0
山之口貘の「マグロとイワシ」という詩を自転車に積んだ5台のスピーカーで5chで流す。というもの。
一回の俺の朗読の音源を、5チャンネルぶんに振り分けて、メールで指定されたアドレスに送信したのが、フィラスティンが指定した日時のぎりぎりの直前。デモ直前に機材を警察に奪われたというから、なんとなくがっくりしていたけれど、うまく奪い返して、とぎれとぎれの行進ながらも、最後までサウンドを流しきった。と連絡があった。a0008164_33188.jpg

その場の音圧を経験出来ないのは、情けない限りだが、沖縄出身の山之口貘の詩がコペンハーゲンの寒空に流れるだけでも画期的だと思わないか?
気候変動の空の下、イワシのような女房が急にマグロを喰いたいと言い出すのだ。

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目的を大きく逸脱できているところに、それぞれが驚きをもっているだろうし、いつもなんだか、たった三人で準備をしている哀しい雰囲気が多くの賛同者を呼び寄せるのだろう。
奇跡はそういうところからしか生まれない。

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デモ後に、ゆらゆらとしていて、所在なく、寒さも手伝ってか、ケンタッキーの前へ移動したとき、子供用のドラムで変わった音を出していたら、幼児を抱いたおばさんが近寄ってきたので、子供にスティックを渡したら、楽しそうに叩きはじめた。その音が頭上を通過する中央線の電車の音と相混じって新しい、本当に新しい音色が生まれた。
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なにはともあれ、生まれるというのはいいことだ。
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by docore | 2010-02-28 02:44 | S
ラバンテリアで魂の洗濯・・・
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美術家、藤井光のトークがどのような効果を及ぼすのかが知りたかった。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/412

言葉じたいが多重な意味を持つ中で、それぞれの立場から発せられる言葉が空間を刻み始める。
すでに映像を自分の武器にしてしまった藤井にとっては、自分の身体を新しい状況に置くことを求めているのかもしれない。

社会経済の不況をひとつの言い訳にできるほど、ぼくは人生の経験を積んではいないが、その瞬間に発せられ紡がれ、こんがらがり、そしてほぐれていく対話の流れに、この社会の大きな豊かさを感じた。
そのうねりを書き起こす時間的余裕がないのが、ひとつの「貧困」である。

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二年前に会った時とあまり変わらない遠藤水城が岐阜に家を手に入れた。
米を作るそうだ。
ぼくは彼のことをあまり知らない。

「もうやめたいんです」という彼の口調が、新しいモノを作る人に必要な要件を備えているように思えた。
そういう逆説的な感覚はいまだに有効で、そのような人がいなければ、何も変わっていかない。
アイロニカルであればそれでいいということではなくて、アイロニカルもしくはレイジーな感覚も必要だということだ。

あとは、「何を次にもってくるか?」だ。
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by docore | 2010-02-27 09:36 | 月を運ぶ
十勝 デメーテルの 思い出
現在、げんなりして床に横たわり、「はっ!」として起き上がる。
その、横になった疲労感と虚脱感が、何かに似ている。
と。

数年前に帯広で行われた、デメテールへ向かった時と同じだ。
あの時も、会場の入口で、「入るのをやめようかな」という思いとともに、
駅の近くと、競馬場の入り口を三日、行き来していた。

ちょうど、「ためらい」という言葉について、なんやかんやと考えていた頃だった。

芹沢さんが関わっているから、
きちんと、禅僧のルールを守ろうと考えてもいたのだ。
入り口で入山を乞うというか。

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そんなことをしているうちに、すんなり入れて、
そして、まぁ、やはり、そのようにアートイベントを経験するのもいいのではないかな?
とも思うようになった。
そう思えるようになるまで、何年かかったんだろう?

ためらい。
というのはぼくの好きな作家のトゥーサンという人が小説のタイトルにしていた。
はずだ。
どうも、検索をする気になれない。
し、薄く記憶しているものは、脳から取り出すのに、ちょっと手間取る。

現在、床の上にはジュゴンのぬいぐるみの枕のようなものが寝そべっていて、
沖縄の米軍基地問題を忘れないように、忘れないように、と針の筵の役割をするはずなんだけれど、
ぼくは沖縄へ行ったこともないし、沖縄の友達も少ない。

二階の床の上にねそべるジュゴンはタマという猫の寝床になっている。

「月を運ぶ」
は、なんというか、手伝いつつ、作品を作ってしまう。
ということかも。

人間関係や社会状況も「作品」だと言ってしまえば、身も蓋もナイキがするけど、
そもそも、身も蓋もない感じを 求めていたのではないだろうか?
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by docore | 2010-02-16 02:48 | 月を運ぶ
ピンホール・カメラ!
2月13日、粉雪が降りつつあるなか、ピンホールカメラの製作にとりかかる。
参加者 6名。
元我堂にて。


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ピンホールを開けるのに、裁縫用の針を消しゴム付きの鉛筆の消しゴムの部分に差し込む。
それを軽く回し、針の先が貫通したかな、というところで、回しながら引き抜く。

それはそうとして、アイ・ウエィウエィが、旧暦で新年の挨拶をさらりとしていたので、
上の写真を送りつつ、「それらは すべて 生 のかんかくである」と繁体字でグーグル翻訳したものを
こともあろうか、ツィッターで返信する。
阿呆だとも思うが、アサヒの 生 だというところで勘弁をしてもらいたい。

やっと今日から、牛が去りゆき 虎が来る。と。

グーグル翻訳では、どうやら ”彼らは、本来の意味しています” 的に訳される。
「それらは すべて 生 の感覚である」という一文が。
四川地震の被害者のこととか、自身が警察とやりあっている実況とか、そして詩的言語を綴り続けつつ、民主化の地平を現代美術の最先端から揺るがしている彼のツィートに、思わず反応する俺は、やはり阿呆ものだとも思うし、どうも返事をするタイミングと内容がずれてしまう。

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棚に今日作ったぶんのピンホールカメラを並べる。
はこの中ではこを作る。

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アロー ファクトリーのこと。
http://www.arrowfactory.org.cn/about/arrowfactory_floorplan.pdf
アロー・ファクトリーの見取り図を見ながら、カメラを組み立てるの図。

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マリオ A が開けた ピン・ホール。
大きな意味のある 穴。
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by docore | 2010-02-14 04:34 | ワークショップ
ピンホール! カメラ!
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ピンホールカメラを作って使う ・・ ワークショップ

手ぶらで来ても大丈夫ですが、各自、それぞれが、ピンホールカメラを作る意気込みをもってきてください。

日時が決まりました。
2010年 2月13(土)・14(日)
午後三時あたりから九時頃まで。
費用1000円です。
阿佐ヶ谷 元我堂

東京都杉並区 阿佐谷北3-27-11
でんわ 03-3223-2028
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by docore | 2010-02-13 00:01 | ワークショップ
つぎのこと。
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追記、あり。
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by docore | 2010-02-11 18:29 | P
愛のかたち
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http://coexist-art.com/
台東区は今日のような雨の日がいい。寒くて息が白くなるあたり、のれんの向こうの温かい匂いをやりすごして、水滴で湿った路面の反射をくぐるように歩いていゆく。ぬらりと信号機のあかりをにぶく反射させてアスファルトが波打つ。どこかな?ここかな?と迷い歩いていると、入り口らしきところでタバコを吸っている男がいて、彼に呼び止められる。

ホルモン関根に挨拶して、入り口でタバコを吸ってから、展示会場へ入る。

101枚のペインティングが壁面にある。
点滴容器に封入された神田川の水と青い絵の具が混ざったものが、和紙に滴り落ちる。その和紙もハート型に透かしを入れて漉かれている。循環してゆく大きな物語と、
その刹那、違う世界へと踏み外せる装置になっている。

ロンドン・パリ・ニューヨークと各地の都市の川の水を使って、このインスタレーションをやろうとしている。
http://www.super-blue.com/
ホルモン関根の世界。
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by docore | 2010-02-11 02:12 | 月を運ぶ
REFLECTION
2月6日から水戸芸で リフレクション / 映像が見せる”もう一つの世界”。
5月9日まで。
ぼくは藤井 光の仕事ぶりが好きだから、大きく期待している。

おかげさまで、まるかがみ。

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太平洋岸の各都市へ行くと、初恋の頃の心持ちを感じてしまって、
どうも塩梅が悪い。
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by docore | 2010-02-05 21:37 | 月を運ぶ



ワンカップフォトス onecup photos 
by docore
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