English Here
<   2008年 11月 ( 6 )   > この月の画像一覧
引き込み 線
所沢で行われた、「引込み線」という魅力的なタイトルを勝ち得た展示について書いてみよう。

所沢での展覧会は、かねてより、三方から連絡があり、なおかつ、気持ちが西側へ傾いていた時期なので、どうしても行ってみたいと思っていた。
日々の、身辺雑事から逃れたいわけではなかったが、「もうひとうつ別の場所」ということを考えていた時期だったし、どうにか、その現場へと行きたかった。

---
成増から自転車を走らすが、途中でパンク
いらいらと歩いていると、マンション脇のゴミ捨て場に空気入れが捨ててある。
だが、しかし、バルブの口があわない。
いらいらをとおりこして、とぼとぼと歩いて、会場に着く。


---
展示前に病に倒れた建畠さんが喫煙室にいたので、少し、おしゃべりする。
すごい秘話を聞かせてもらった。

展示作品について、今は、どうのこうの言うつもりは無いが、
「所沢にはいい作家が集まる」というフレーズが、気分よく、響いた一日だった。

帰り道も何故だか浮き浮きとした気持ちにさせられた。
[PR]
by docore | 2008-11-20 01:55 | 月を運ぶ
実験 工房 そして
11月16日に渋谷のワンダーサイトで行われた、ラウンド・テーブル2に参加した。
湯浅譲二の「生声」を聞くことが主たる目的だったが、かねてから胡散臭いと思っていた空間の必要性をひしひし と感じることのできた、一晩だった。

ライブ・湯浅さんから感じることができたことは、その先見性と、実験性、そして、戦争体験者としての、号令に対する心底からの反発。
「ボイス・カミング」を会場の全員と聞く前に、必要な現在性を帯びた湯浅氏の説明。
これほど、刺激に満ちた説明を私は、今まで、聞いたことがないが、まったく淀みの無い、透明性に満ち満ちた「彫刻としての声」として、自分の作品と時代、そして、表現や人間、社会に対するコメントが、まるで、新しい音楽のように、静かに「もうひとつの時間」を生み出すように、流れていった。

これには、恐れ入った。


「ボイス・カミング」が会場のスピーカーから流れ始めると、
彼の小指は天使の小さな踊りのように、くるくると回り始めた。

(このことについては、時間を足し続けて、書き連ねてゆきたい・・・)
[PR]
by docore | 2008-11-18 06:01 | E
KANZAN
池田晶紀の写真を見に行く。

とても良かった。

赤坂にある建物の一階にあるんだけれど、なんだか地下にいるような気にさせられる不思議な空間は、プロデューサーに聞くところによると、みかん組がリノベーションをした。と。
まぁ、壁をはがしたり、床をはいだり、足したり引いたり、仕掛けたり。ということなのだと思うが、
その「ズコット感」がそこここから伝わってきて、TOKYOまだまだUNDERCONSTRACTION!と妙なイントネーションが脳裏をかすめる。

むくむくと、次のアイデアが沸いてくるのだが、すこし静まりながら、それでも、
「寒山----拾得」というイメージがわき、
京都の拾得ラインとか、横川タダヒコさんと、ちょうど、日本に来ているアマッドとなんかできるといいなぁ。とすでに、池田の写真作品のことを、ぼんやりと忘れて、次へと進もうとしているのは、池田の仕事がすでに完成の域に達する前に、突破していて、作品の力うんぬんの域を超えているからだと思う。

プロディユーサーが優秀なんだろうなぁ。

246BOOKSにも近いし、なんだか、いい感じだなぁ。

落ち着いたら、池田晶紀のことについて、書けると思う。
[PR]
by docore | 2008-11-12 20:39 | 月を運ぶ
最終日に間に合った そして
朝日新聞の切り抜きを気にしていて、やっとのこと、BASE GALLERYへ行けた。
安田 佐智種 「FLYING」 シリーズ。
新聞の文化欄の大西若人の説明がわかりやすくて、ためになるが、その前知識がなくても、
いや、むしろ前知識が無い方が、より深く、彼女の作品世界へ飛び込めたかもしれない。

ちょうど昨夜、偶然、川俣 正の公開講座を横浜で後半だけ、傍聴して、メークとリアライズの使い分け、などのフレーズが頭に残っていたせいか、フライングとダイブの違いは何かな?
と思ったりしながら、目を寄せる距離のことなどを考えてみた。
人はそんなに壁にかかっているものに目を寄せたりはしない。
絵画の解体と描写する欲求を同時に併せ持つ、安田の仕事は、今後、大いに期待できる。


もうひとつ奥の部屋で、二点ほど、かわいらしい女性的というと怒られるかもしれないが、
風景を病眼的に切り抜いた作品を斜めから舐めるように見ていると、モダンな姿勢を崩さない男が、若い男に「NYで、さっき、さっそく作品が二点売れたって。」と伝え、「メールで+++さんから連絡があった」と。

ちょっとブラック・マーケットのようで、格好よかったけれど、元来、画廊というのは、そういうところなんだろう。そのような商行為が美の価値をそれほど多くは損なわないと思う。
ただ、東洋の伝統的な感覚に、「めぐされ」という力があることを、なんとはなしに思い出しながら、いつかは、こういう作品を買いたいものだなぁ。とため息をつくでもなし、人の才能に酔った夜になった。
a0008164_19133957.jpg

[PR]
by docore | 2008-11-09 02:49 | 月を運ぶ
そこじから そこにあるちから
橋本浩美。
11月18日から30日まで、ZAIM別館301号室で行われる「界隈探訪」が興味をひく。
日本語に、耳をひく、目をひくという言葉があるが、興味をひくという言葉を普段、口語では使わなくなった、と思いながら、橋本の仕事の全貌を見てみたい、という欲求が、一枚のチラシがきっかけになって生まれてきた。
a0008164_4355048.jpg


DANNY YUNGに会わなければ!
と、父の葬儀の後に、横浜へ南下して、寿を桜木町から「寿って何処ですか?」と15人の人に尋ねながら、別段、尋ねなくても寿を訪ねることはできるのだが、尋ねるたびに、道を教えてくれる人ののどの仏の動きを観察しながら、父ののど仏と比べている。寿へ行ったのは”何故、遠藤一郎はカフェに参加しているのだろうか?そして、俺は何故、遠藤に加担するのだろうか?沿道に止めた彼の車の痛々しさからか?”ということを気にしていたからだ。寿には一握り程度の義理しかないはずだ。なのに、桜木町から、寿へ向かう途中の白茶けた陽のたまり具合を浴びながら歩いていると、いくつかの都市の風景を思い出す。
パリの左岸にも、こんな遠近法を使った、景観があったなぁ。それはガラス越しに向こう側の道が見え、そして、その向こうに水路。とか、妙に感じ入っていると、コスプレ風俗のたちんぼが声を向こう側からかけてくる。

そんな彷徨とはとても呼べない、散歩程度の道のりの後、ひとたび、ZAIMへついて、ZAIMには用は無いなぁ、と考えて、受付の眼鏡越しの目が妙に興味をひく女性に、「創造都市なんとかのパネル・ディスカションはどこでやっているのでしょうか?」とたずね、丁寧に教えてもらい、礼を言う。

そして、個人的にディスカッション後のDANNYとすこし話したことを書いてゆきたいのだが、今は時間が無い。
橋本の案内にとどめておく。
橋本はBT増刊号の仕事で横浜を撮り歩いたのだが、そのトリエンナーレ本に載せ切れなかった写真を展示するという。それと、誤載もあったので、そのフォローもしたいと。
たぶん、11月22日のトーク(16:00~18:00)でにぎやかにその話し合いが行われると思うのだが、横浜を再発見している橋本の再提示とも呼べる展覧会に期待する。
a0008164_4362375.jpg


BANK ARTによって、てぬぐいを買ってから、(寿のCDも)黒ビールを飲んで、みどりまめをあげて、おうちへ帰る、

と、

TORAが「にゃあ」と。
このTORAが「にゃあ」ということも書いてゆきたいのだが、今は時間が無いし、後ろでなっているボブディランのハード・レインもなんだか五月蝿い。
[PR]
by docore | 2008-11-08 04:36 | 月を運ぶ
kagosima
写真家 渡辺 眸 の仕事ぶり

山尾三省生誕年祭 シンポジウム+回顧展

◎シンポジウム
[日時]11月3日(祝) 午後1:00開場  1:30開演
「会場」鹿児島県教育会館 (鹿児島市山下町4-18) 
「入場料」1,000円
   *オープニング(赤星秀一)
   *第一部 リレートーク、三省を語る(手塚賢至・三嶽公子・山尾次郎・兵頭昌明)
   *第二部 詩の朗読と歌(川上哲也・長沢哲夫)
 
◎山尾三省回顧展
[日時]11月1日(土)~7日(金)午前10:00~午後6:00
「会場」ギャラリー白樺  TEL099-226-4518(鹿児島市泉町14-9)
写真‥山下大明・渡辺 眸 他。


問い合わせ先
図書出版南方新社  099-248-5455
レストラン作楽   099-223-6326

主催:山尾三省生誕70年際かごしま実行委員会 協力:山尾三省記念会

68年の運動後に神田から屋久島へ移住して「詩作と祈りの日々」をおくった山尾三省の回顧展。
渡辺 眸の写真は現在、何を伝えてゆくのだろうか。
鹿児島の風景というものをぼくは知らないが、かつて鹿児島から来た写真家が、かなりの酒飲みだったことから、大きな期待をもっているし、気になる、現代デザイナーの遠藤一郎が11月には鹿児島にいるというので、「未来へ」ということをもうすこし考えてもいいのではないか?
[PR]
by docore | 2008-11-03 05:16 | 月を運ぶ



ワンカップフォトス onecup photos 
by docore
カテゴリ
全体
月を運ぶ
ワークショップ
P
E
T
OCR
S
D
O
未分類
お気に入りブログ
Report 藤浩志企画制作室
ウラゲツ☆ブログ
音楽家 高橋英明
ホームレス文化
イノレコモンズのふた。
  
art blog VOI...
cafe_mearium
NPO法人 BEPPU ...
Edición iman...
246表現者会議
ラディウム - レントゲ...
中崎透遊戯室/NAKAZ...
MAKII MASARU...
アート天国 「虎の巻」2...
路地と人
最新の記事
終夜
at 2014-01-17 02:53
大原大次郎
at 2013-07-28 03:28
芸公の壁
at 2013-01-25 06:25
TAT
at 2012-11-01 06:22
アフター ’(アウターもしく..
at 2012-03-21 01:23
R
メモ帳
ライフログ
人気ジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧