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09 1 11 俺はパレスチナ
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忌まわしい日なのか、輝かしい日なのか、
09 01 11 という句読点を打ち損じれば、あの日を想起させるに充分な日付だということを
意識しつつも、冬篭りの頭には、いくつもの約束を反古にしたり、新たな予定を噛み砕けずにいたりして、いいかげんうんざりして、だらだらと路地を歩いている。

できれば、ミノブがやっているアナキスト・フットサルに参加しようと、仕事の準備を終えた足で、新宿方面へ出向くのだが、コートの場所が良くわからない。こういうときに携帯電話でもあればいいのだが、持たずに行くという清らかさも必要なので、持たずに歩いている。
そういうところから、「公衆」という語の意味を考えてみてもいいのだろう。

忙しくなくても、忙しくなっていってしまうのが、「公衆世界」だ。

前日、飼い猫の「虎」が家の電話のダイヤルの上を音を立てて歩いていったので、
「何番を歩いたのかな?どこかへ発信してはまずいなぁ」と思って、寝床を抜け出し、部屋の明かりをつけて確認したところ、背筋が凍りそうになった。
その番号は
「119」
オンフックでは最後にスタートを押さないと発信はできないから、彼が電話をかけることは皆無に等しいのだけれど、残された番号は「911」とライムライトの発色が恐怖心を煽っている。

戦争はやめてもらいたい。
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ゆっくりと歩いてゆけば、いくつかの道ですれちがってゆくだろうけれど、去年の「美術手帖」の五月号で対談を重ねたオダマサノリが、今日の日に、満を持してかフルセットのドラムで「これでもか!」という装備でデモの出発準備をしていたのには、大きな喜びを受けた。
「これでもか!」
鳴らし続けなければならないリズムはいくつもある。
そして、沈黙の意味を探り続けることも重要だ。

俺は、ただ単純に、あの聖地に対して、いくつものモザイク感情を持っていて、それがいくつものわだかまりを生み出して、こちらの日常生活まで、ぐたぐたになりそうになっている。
という個人的な感覚を正常にしたいがための、路上行進なのだ。俺にとっては。
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デモ行進の道順を前日に聞いたときに、「ずいぶん短い距離だな・・・」と思ったが、デモ前の会議に顔を出すよりも、いくつかの個人的なわだかまりを、解消したりするために、個人的なキック・オフをしなければならない。と思いつめて、大久保公園で、やっとのこと、彼ら、アナキスト・フットボールの面々を見つけて、「たまをける」ことにしたのだ。
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さんざ、徴兵拒否の手法のひとつに性転換だの、ホストになれだの、性差別もはなはだしい発言を重ねる現場に辟易して、たまをけることの意味を考えながら、この隣の病院は俺が、苦しかったときに、ぜんぜん診療もしようとしなかったなぁ。と思い返すのも気分が悪くなるくらいに、ふんぞり返っている病院の建物を「けっとばしてやりたい」とも思うが、あたりまえのようにそんなことをし続けた挙句に、こちらの足首はぼろぼろにずれていて、天に向かってつばを吐くのも考えものだ、と反省している。

いや。
俺はもう、あした、ちょっと取材で、瀬戸内へ・・・
という考えもいつまでも、いつまでも、持ちながら、
たまを けっていて、 ほのかに 友情は 芽生えていっている気もするけれど、
そんなことも、どうでも いい気もする・・・。
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どうでもいいっていうわけもないけれど、いったい、なんなんだ、この狂った世界は!
とわざわざ割ったようなコップをわざわざ修復して、だから、何になるのか?
と 穏やかに寒心させられる「オノヨーコ 展」を見たことを、ひとつの経験としてとらえなおして、
割れたあの聖地の修復を一個人のレベルでできるわけがないだろう!!119
と よたをとばしている。

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運よく平和の鐘をついてもいい時間帯に、学習院にいることができたので、撞くつもりはなかったけど、撞いた。
撞いたというよりも、撫でて、さかさまに吊り下げられたグラス ハープを奏でるように、もしくは彼女の股間をまさぐるように、撫でた。

それはそれは いい音色が こぼれ出した。


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平和の鐘の音の色をうんぬん と感想を煮詰めていくよりも、ここで、パレスチナからの声とイスラエルからの声、それも、比較的、社会を作り上げるに十分な立場の人からの声を記しておきたいのだが、本当に、その余裕がない。

申し訳ない。
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もうしわけない、いいわけをオノヨーコ作品のひとつである、「短冊」に書き記して、それらは、北欧へと巡回するのだけれど、そんなことが、大きく期待される今日ではないとも思う。

こぼれだすものは、なにも愛に溢れた液体だけではなくて、
無残にも権力者と狂言者からの命令に従っただけのおろかな行為の果てに流される臭い脂汗、そして無垢な子供たちの怯えた果てにまちうけている爆撃による、流血もあるのだ。
イスラエル製品をボイコットするだけで、この戦争が終わってゆくとは到底思えない。


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たまをけることの いいわけと いまだに中東の和平に対して、いい立ち居地にいられない自分へのいいわけが、一切できずに、大いに反省している。

なにひとつ、アイデアが出てこないのだ。
今回の争いを回避する方法の。


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by docore | 2009-01-18 01:38 | S
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