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だるまでのむことのいみについて
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川俣 正の通路が気になっていて、ちょうど知り合いがカフェトークに呼ばれていたので、
入れてもらった。そのお礼といってはなんだが、入場料分のビールは川俣カフェで飲んでしまった。一度、見に来ていたのだが、とてもじゃないが、一日では見切れないと絶望に近い満足感を受けて現代美術館を後にしたのだ。

その日は地震の多い日で、カフェ・トーク中にも揺れがあり、川俣さんのその晩おすすめの
「だるま」で話し合っているときにも、、「ゆれ」があった。

「じしんだ」 
川俣さんの横揺れをおこす、ひくくのびてゆく声に私は
「今日は 美術館の中にいたときも揺れてましたね。黒田くんにそういわれて、ゆれを確認しようとしてみたのですが、すでにビールを二本飲んでいたので、揺れているのが自分なのか地面なのか、わかりませんでした」

川俣 正  展  通路  東京都現代美術館
プロジェクト自体をがんがんと美術館内で見せてゆくこの展覧会は川俣自身の30年ぶんの
功績と功罪を随所にちりばめて、それを観客は読み解く仕組みになっている。
限りなく美術館の入場料を無料に近づけることのできる今回の取り組みは今後の公的美術館のありかたに一石を投じるかもしれない。

・土嚢の中身は川俣アーカイブ・ルームの女性スタッフが言うように本当に「甲子園の砂」なのか?

何故、川俣「通路」を通り抜けると、中庭のただの壁の配置が「石庭」に見えるのか?
そこには洋の東西を越えた神話性と宗教性、そして今日的な意味が突き刺ささってくるのは何故か?
私の視線の高さがそうさせるのか。

だるま という酒場を紹介してくれた川俣正に感謝するが、たぶん、川俣さんとひとつとなりに肩を並べて飲めたのがうれしくて、その店を気に入ったのだと感じている。
だるま という店は入ってすぐ左手に小あがりがあって、その奥にコの字。
川俣さんは店の娘とちょちょっと話して、小上がりの机を並べ替えて自分は通路に。
その日の主役を小上がりにのせてもてなす。
そういう極意はどこで学んだのだろうか?
コの字をさして、
「まだまだあそこへは行けない」
という川俣さんの声が「あそこ」の意味を深く伝えてくれた。

「酒は入れようと思っている」という会田誠の声がすこし脳裏をかすめたので、途中から猫背で川俣正が通路でつくりあげつつあるネットワークに対応していた。

三遍も行ったトイレからの帰り道、一枚だけ撮ってみたが、撮る前からぶれることはわかっていたので、モニターで見直してもおおきくがっかりはしなかったが、「よい」とはそういうことだから、
ぶれていても、俺的にはかまわないのだが、私的には大きく後悔している。
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by docore | 2008-04-06 08:07 | OCR
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