http://bigakko.jp/event_info/2013/014.html
ぼくは写真家だから、それなりに現在の写真について言及してきたし、写真が死のうが生きようが、どうでもいい立ち位置で、生きてきた。 でも、考えてみれば、写真家なんて職業は人類全員がなれるはずだし、そういう難しいというか不可逆的なものはひとまず、おいといて見える範疇のことへ言及してゆく。 そこに写真があれば、いい感じだし、なければもっといい。 オノ ヨーコのインタラクティブな作品にぼくは「満月が見えた」と。 ほとんど、阿呆の返答だけれど、オノさんじゃなければ今回のこの仕事が成立したかどうか? を考えるまでもなく考えてみて、まだみんな息苦しく生きているんだから、その、行き詰った/息詰まった、 息を聞き取りたいと、切に思いつつも、、今日が満月で、仕事があって、それに感動する人がいて、 ?と思いつつも、まだ空に満月が あるならばそれはそれで いいじゃないか。 (もっとちゃんと書ける) #
by docore
| 2014-01-17 02:53
| P
恵比寿のPOSTへ大原大次郎とホンマタカシの仕事を見に行った。
写真の上に稜線が描かれている。 で いいのかな? 寅彦 なんていうのは 謎で良かった。 寅彦という写真家が撮影した山の写真だということらしい。 去年のTATで大原大次郎の文字のモビールのアニメーションを見た。 そのとき、佐藤直樹との鼎談的な対話も聞けて、ぐっと身近な人になった。 ぐっと身近な感じな人になったので、遠くから眺めることにする。 遠くから眺めていて、いいデザインって、やっぱりいいなぁ。 と久しぶりに思った。 POST こう、山がどーんとある写真を目前にすると、いつも躊躇してしまう。 その、こちらの躊躇する情けない態度を大原大治郎の稜線が、視線を誘導して、とても、 いい感じだ。 この「感じ」を ゆっくりと言語化して行こうと思う。 (つづける) #
by docore
| 2013-07-28 03:28
| 月を運ぶ
北大路 翼という不思議な俳人がいて、この一年半ぐらい、しょっちゅう顔を合わせている。
すかっとろう というバンドもやっている。 この写真は、上の階で彼自身のバンドのお披露目的なUSTを放映しているのを、ぼんやりと 数学者や言語学者と眺めているときに、はたと思い立って撮影したものだ。 芸術公民館 (最近は跡地と言ったり、旧芸公と言ったりするが・・・)の、この壁は ここのオーナーである会田誠が大判の白い紙を貼り、 「自由に描いてください なるべく文字ではなくて絵を」と控えめな指示を与えられた 美しい縦じまの銀色の壁だ。 その紙に書かれた壁画は現在、森美術館の「天才でごめんなさい」展の混沌の部屋で見ることができる。 混沌に目鼻をつけてしまうと混沌が死んでしまう。 という故事にのっとるまでもなく、ある種の人間以外は会田誠の仕事の全貌を、目鼻をつけるようには 語らないものだ。また、混沌という化け物というか神のようなものは、どの歴史的想像の図版を見ても どこか愛らしく、こちらに余裕があればペットに飼いたいほどの奇妙さをそなえている。 銀色をあえてスクリーンにして投影することを試してはいるわけだが、 どうやら、銀色という反射性もさることながら、この壁の持つ縦じま性にいくらか心が動いているのだろう。 白いジャケットを着こんでいるのが、北大路で、その右上、丁度北大路が腕を伸ばしているあたりに 掛けられている絵は富山の若い女性が会田誠のプロフィール写真を愛をもって模写したものだ。 この写真では判らないだろうけれど、会田の眼の描きようなどは相当な神経を使っている。 その息をひそめた息遣いが、この絵を見ていると、北陸の方から冷気を伴った暖かさで、伝わってくるのだ。 #
by docore
| 2013-01-25 06:25
| E
いびつなハ-ト
芸術公民館に随分と長い間、居る。 毎週水曜日のバーテンダー以外は、さして居る理由は無いのだが何故だか気になって、芸術公民館に居る。 そこで会ったのが、武田海だ。 彼の表現は独特だった。バルセロナでの生活を経て、彼は東京に戻って来る。 (海は、と言わせてもらおう...) 海はFRPの造型の上にミシンで糸を縫い走らせた和紙を貼り、表現へと持ってゆく。今年の梅雨時にやった地下室での展示に海は作品を二点持ってきてくれて、その作品をもってして、その展覧会の意味が成立したのだと思う。海の批判精神が、作品を通して会場の空間に染み込んでゆく。海は来年二月にも六本木のストライプハウスギャラリーで展示をするはずだが、彼が会田誠の誕生日に描いたドローイングの模様が気になっていた。海はそれは女の子の尻だというのだが、どうみてもできそこないのハートマークにしか見えない。 できそこないのハートマーク。 その文様が旧東京電気大学の12階の男子トイレの奥のほうにふたたび立ち現れた時、僕は思わず、「これは!」と身震いした。できそこないのハートマークが海を通じて、僕の手を動かし、そこにようやく今漕ぎ着けたのだ。ぼくはそういうものごとが「トランス」だと思っている。その12階の男女のトイレでの、展示空間の写真を携帯カメラで撮影して送ってほしい。twitter でいいから。 #12toilet ↑ サトーさん@zombieflamingos の作品。 いろいろと集まったら、 まとめて本にするつるつもりだ。 http://www.kanda-tat.com/ そして、もうひとつの片割れハートマークが出来上がった由来は松田修 に因るところが大きい。 Ai Wei Wei への返答として。 因る>依る こちらも漢字使いだけれども、アイには負けたくない気分もある。 はんとして 日本のアイウエィウエィは言い換えると、パルコ木下 かなぁ。。。、 はん? またふたたび、「はん」について考える。 #
by docore
| 2012-11-01 06:22
| P
2012年4月2日(月)18:30 - 20:00 日仏会館1階ホール HEC経営大学院学長が来日し、その機会に下記の討論 会が開催されます。 皆様のご来場をお待ちしております。 経済危機とマネジメント教育 HEC経営大学院 東京事務所 在日フランス大使館 日仏会館フランス事務所 後援:在日フランス商工会議所 ------------------- 呼びかけられているんだから 行くべきなんだ。 だけど、四月馬鹿の 次の日の設定。 カクケイエイを踏まえたうえでの、芸術の一手を俺は いまだに 求めている。 だから 「今日の 芸公 」 いまさら、フレンチ経営も何もないだろう。 きちんと、反吐を吐ける人が発言するべきだと思う。 じゃなければ、なんのための「脱原発デモ」だったのか? 彼らは歌舞伎町の 眼科画廊の「今」の展示を見ているのか どうか ? #
by docore
| 2012-03-21 01:23
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